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考え尽くす人々
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昨日は、福居ショウジン監督のお招きで、
監督が経営する東中野のTVバー「けむり」へ。
TVバーというのはその名の通り、
カウンターの中に大きなテレビモニターが置いてあるバー。
まだ営業時間前の昼間、
監督と出演の友利さんともう1人の方と4人でカウンターに並ぶという
不思議な状況で「the hiding」を鑑賞。

実は私、ホラーやスプラッターが苦手なもので、
非常に気が重かったんですが、
意外や意外、とてもおもしろく見ました。

過剰なまでの音と光、そして激しいカメラの動き、繰り返される動作・・・、
それらがずっと高いテンションで交差し、
見る者の記憶や視覚、聴覚を刺激する。
映像の密度と40分という時間のバランスもちょうど良くて、
見終わった後には爽快感すらありました。

見終わった後にカウンターでおしゃべりしつつ伺った
監督の色や音、撮影についてのこまやかなこだわりのお話がとてもおもしろく、
「the hiding」は一見才能のある若者が勢いで作ったように見えながら、
経験と美学を持った監督が、冷静に計算して取り組んだ作品なのだという
ことがよくわかりました。
爽快感はそうした隅々まで行き渡った意識の結果、ついてきたものだったのですね。
このお話しは今後皆さんにもご紹介できるようにしたいと思います。

考え尽くす人々_a0026428_21254295.jpg


夜、アテネ・フランセ文化センターへ。
ペドロ・コスタの作品を見て、
その後七里圭監督と柳下毅一郎さんのトークイベント鑑賞。

光を待つ、
ブラックホールのような闇、
意志の力、
カメラを通して世界と対峙する、
パンクな手法とテーマの一致などなど。
印象的な言葉が多くありました。

トークのあと、当館で上映の「眠り姫」のチラシをお客様に手渡し。
ペドロ・コスタの新作「コロッサル・ユース」は5月イメージフォーラムで
公開です。

「コロッサル・ユース」
by cinekita | 2008-03-26 21:27 | ★映画館だより
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